栄養士試験に出題される内容は?
栄養士の上位資格である管理栄養士は、国家資格です。つまり、国家試験を受験して合格しなくてはならないということですよね。
国家試験と聞くと、なんだかとても難しそうなイメージを持ちますが、実際の栄養士国家試験の内容はどのようになっているのか、見てみましょう!
出題科目
試験の概要に関しては、10月頃に発表されることになっています。今回は、第28回の管理栄養士国家試験において出題された内容を見ていきます。
試験は午前と午後に分かれており、10科目より出題されます。
午前
○社会・環境と健康
○人体の構造と機能及び疾病の成り立ち
○食べ物と健康
○基礎栄養学
○応用栄養学
午後
○栄養教育論
○臨床栄養学
○公衆栄養学
○給食経営管理論
○応用力試験
試験日程と出題科目は、このようになっています。
出題される数と時間は?
こちらも第28回管理栄養士国家試験の内容を見ていきます。
試験の制限時間は、午前が2時間40分、午後が2時間25分となっています。各科目から出題される数は、以下の通りです。
○社会・環境と健康…20問
○人体の構造と機能及び疾病の成り立ち…30問
○食べ物と健康…25問
○基礎栄養学…14問
○応用栄養学…16問
○栄養教育論…15問
○臨床栄養学…30問
○公衆栄養学…20問
○給食経営管理論…20問
○応用力試験…10問
これら合計で、200問の試験となっています。
出題形式と合格点は?
出題形式は、5つの選択肢の中から、1つもしくは2つの正しい答えを選択する形式となっています。応用力試験においても、最も適切なものが問われるような内容です。
合格点に関しては、1問1点とされており、120点で合格ラインということになっています。
試験対策が不安な方へ
国家試験を受験するにあたり、試験対策を独自に行う事は難しいとも言えます。ましてや、実務経験を積みながら独自に勉強を進めるのは辛いものがありますよね。
そこで、国家試験対策講座を受講するという方法があります。重要な点に絞って効率よく勉強できる上に、仕事から帰宅してから等の空いた時間に学習することが出来るので、無理なく進めていくことが出来ます。
不安を取り除くためにも、視野に入れておいたほうが良いことでもあります。